保育雑感

No244令和5年7月号「彩の国保育園キャラクター勢ぞろい」

  彩の国保育園キャラクター勢ぞろい
  

No241令和5年4月号「新たな気持ちで、令和5年度をスタート」

 マスクの着用が緩和されることになり、コロナから徐々に解放されて以前の日常が戻ってくる日もそう遠くはないかも知れません。4月から始まる新年度を目前にして、コロナ後に備え、新たな気持ちでスタートをきる準備に追われている年度末となりました。
 先ずは、保護者の皆様にご協力頂きました令和4年度の保育園評価に関するアンケートの集計結果をもとに、令和4年度の保育全般にわたる反省を行い、改善策を講じたいと思います。回収率75%と多くの方にご回答いただきありがとうございました。保育園利用者である皆様の様々な考えや思いをしっかり受け止めて、客観的・広範的視野に立ち、保育計画や保育園運営を行なわなければ、よりよい保育には繋がらないと再認識致しました。貴重なアンケート結果をよく検討し、保護者の皆様のご意見・ご要望にそえるように職員全員の共通理解の下、課題解決に努めたいと思います。
 保育業界全般に係わる問題として、全ての保育園の喫緊の課題となっているのが不適切保育です。彩の国保育園でも「人権研修」を園内研修としてここ2年間継続して行っていますが、刑事事件にまで発展したニュースを受けて、さっそく研修を行いました。4月からはこどもまんなか政策を掲げて「子ども家庭庁」が開設されます。私たち現場の保育士が率先して子どもの人権を守り、「こどもまんなか」を実践する令和5年度にしていきたいと思います。
 

No241令和5年4月号「新たな気持ちで、令和5年度をスタート」

 マスクの着用が緩和されることになり、コロナから徐々に解放されて以前の日常が戻ってくる日もそう遠くはないかも知れません。4月から始まる新年度を目前にして、コロナ後に備え、新たな気持ちでスタートをきる準備に追われている年度末となりました。
 先ずは、保護者の皆様にご協力頂きました令和4年度の保育園評価に関するアンケートの集計結果をもとに、令和4年度の保育全般にわたる反省を行い、改善策を講じたいと思います。回収率75%と多くの方にご回答いただきありがとうございました。保育園利用者である皆様の様々な考えや思いをしっかり受け止めて、客観的・広範的視野に立ち、保育計画や保育園運営を行なわなければ、よりよい保育には繋がらないと再認識致しました。貴重なアンケート結果をよく検討し、保護者の皆様のご意見・ご要望にそえるように職員全員の共通理解の下、課題解決に努めたいと思います。
 保育業界全般に係わる問題として、全ての保育園の喫緊の課題となっているのが不適切保育です。彩の国保育園でも「人権研修」を園内研修としてここ2年間継続して行っていますが、刑事事件にまで発展したニュースを受けて、さっそく研修を行いました。4月からはこどもまんなか政策を掲げて「子ども家庭庁」が開設されます。私たち現場の保育士が率先して子どもの人権を守り、「こどもまんなか」を実践する令和5年度にしていきたいと思います。
 

No235令和4年10月号「月から「地球見」の時代がそこまで来ている」

 今年の十五夜は9月10日。「お月見」をしようと、毎年ススキを採りに行っていた野原に行くと、あんなにいっぱい自生していたススキが一本も見当たりません。ススキがなくてはお月様に申し訳ないと車で探し回わること小一時間。とうとう花屋で一本200円の「タカノハススキ」を買い求めることに・・・大きなまん丸お月様が顔を出す頃に何とか間に合い、月見団子と一緒にお供えしてよいお月見が出来ました。
月といえば、アポロ11号で人類がはじめて月面に降り立ってから50年が経ちますが、最近は、米国が主導する「アルテミス計画」を筆頭に、世界で人類が再び月を目指す計画が持ち上がり、それに伴い民間人の月への関心も高まっています。日本でも民間人として初めて宇宙旅行したZOZO創業者の前澤友作が、2023年に月周回旅行をイーロン・マスク創設の宇宙ベンチャー企業「スペースX 」と契約したニュースが衆目を集めました。
「アルテミス計画」では、いよいよ9月28日に新型SLSロケットがNASAから打ち上げられる予定になっています。このロケットには、日本の小型月面探査機「OMOTENASI」も搭載され、月面着陸して様々な調査を行います。成功すれば、日本初の月面着陸です。月を愛で、自然を尊ぶ心を育むための日本古来の伝統行事を受け継ぐ大切さもさることながら、未来を見据え新しい世界を生きる資質を育む新しい保育にも力を注ぐ必要に迫られていると月を見ながら思いました。
 

No234令和4年9月号

保 育 雑 感「笑顔がはじけた夕涼み会」
3年ぶりに保護者参加行事としての夕涼み会が復活しました。未だコロナ第7派がピークアウトしない状況の中、2部制・室内活用・感染対策の徹底等の対策を講じながらではありましたが、親子で楽しむ夕涼み会を開催することが出来ました。保護者特技披露・古本の提供・出店のお手伝い有難うございました。また、お祭り気分を盛り上げて下さった参加保護者全員にも心から感謝申し上げます。
保育園に入園して初めて親子夕涼み会に参加したたんぽぽ・もも・よつば・にじ組のお子様たちは、夕方からの開催ということもありいつもと違う保育園の雰囲気に戸惑っていたお子さまの姿も見られましたが、山車や神輿を担ぎ、出店、盆踊りなどお祭りの雰囲気を保育園のお友達や身近な人たちと一緒に味わう体験をしたことは、きっとこれからの成長の糧になるに違いありません。
 そら・たいよう組の園児と保護者の皆様は、以前の夕涼み会を思い出しながらご参加なさったことと思います。今回、私たち保育士が何よりも実感したことは、保護者の皆様のご参加が、保育をしていく上で大きな力になるという事です。特技披露で子ども達の世界は広がります。古本のバトンタッチは絵本に付加価値を与えます。お父さんお母さんと一緒に参加することは、周りの沢山の大人に愛されていることを実感する事であり、アイデンティティを確立するためにとても大切です。何はともあれ、久々に子ども達の屈託のない笑顔がみられたことが一番の収穫でした。
 「共に育て、共に育つ」は彩の国保育園のモットーです。コロナからの回復とこれからの新しい保育を目指してまいりますので、今後とも、保護者の皆様には、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 

No229令和4年4月号「令和4年度に向けて」

シンボルツリーの「ライラック」が卒園式の日に園庭に植えられました。卒園児の親子が金のシャベルで土をかけ、フラワーシャワーで植樹を祝いました。ライラックは4~5月に紫色の花を咲かせます。香りがよく、香水の原料ともされます。花言葉は「友情」「思い出」「大切な友達」です。もう一本「カツラの木」も植えましたが、春にはみずみずしいハート型の新緑と小さな花が楽しめ、秋には鮮やかな紅葉が美しい木です。「のびろ のびろ 天まで のびろ」という彩の国保育園のモットーにちなんで、子ども達も樹木のように天に向かって真っすぐ伸びるようにと言う願いを込めて植樹しました。
その他に、新年度に新しくお目見えするのは、iPadQRコードにより登降園の時刻を打刻するシステムの導入です。昨年度から導入したコドモンも含めてICT(情報通信技術)化が進んでいますが、便利とはいえまだまだ使い慣れない方もいらっしゃると思います。カタカナとアルファベット文字が溢れてMYC(んなっゃう)ですよね。そんな時は、園庭に植えられた樹木を見ると癒されますよ・・・
 

No229令和4年4月号「令和4年度にむけて」

シンボルツリーの「ライラック」が卒園式の日に園庭に植えられました。卒園児の親子が金のシャベルで土をかけ、フラワーシャワーで植樹を祝いました。ライラックは4~5月に紫色の花を咲かせます。香りがよく、香水の原料ともされます。花言葉は「友情」「思い出」「大切な友達」です。もう一本「カツラの木」も植えましたが、春にはみずみずしいハート型の新緑と小さな花が楽しめ、秋には鮮やかな紅葉が美しい木です。「のびろ のびろ 天まで のびろ」という彩の国保育園のモットーにちなんで、子ども達も樹木のように天に向かって真っすぐ伸びるようにと言う願いを込めて植樹しました。
その他に、新年度に新しくお目見えするのは、iPadQRコードにより登降園の時刻を打刻するシステムの導入です。昨年度から導入したコドモンも含めてICT(情報通信技術)化が進んでいますが、便利とはいえまだまだ使い慣れない方もいらっしゃると思います。カタカナとアルファベット文字が溢れてMYC(んなっゃう)ですよね。そんな時は、園庭に植えられた樹木を見ると癒されますよ・・・
 

No229令和4年4月号「令和4年度にむけて」

シンボルツリーの「ライラック」が卒園式の日に園庭に植えられました。卒園児の親子が金のシャベルで土をかけ、フラワーシャワーで植樹を祝いました。ライラックは4~5月に紫色の花を咲かせます。香りがよく、香水の原料ともされます。花言葉は「友情」「思い出」「大切な友達」です。もう一本「カツラの木」も植えましたが、春にはみずみずしいハート型の新緑と小さな花が楽しめ、秋には鮮やかな紅葉が美しい木です。「のびろ のびろ 天まで のびろ」という彩の国保育園のモットーにちなんで、子ども達も樹木のように天に向かって真っすぐ伸びるようにと言う願いを込めて植樹しました。
その他に、新年度に新しくお目見えするのは、iPadQRコードにより登降園の時刻を打刻するシステムの導入です。昨年度から導入したコドモンも含めてICT(情報通信技術)化が進んでいますが、便利とはいえまだまだ使い慣れない方もいらっしゃると思います。カタカナとアルファベット文字が溢れてMYC(んなっゃう)ですよね。そんな時は、園庭に植えられた樹木を見ると癒されますよ・・・
 

No229令和4年4月号「令和4年度にむけて」

シンボルツリーの「ライラック」が卒園式の日に園庭に植えられました。卒園児の親子が金のシャベルで土をかけ、フラワーシャワーで植樹を祝いました。ライラックは4~5月に紫色の花を咲かせます。香りがよく、香水の原料ともされます。花言葉は「友情」「思い出」「大切な友達」です。もう一本「カツラの木」も植えましたが、春にはみずみずしいハート型の新緑と小さな花が楽しめ、秋には鮮やかな紅葉が美しい木です。「のびろ のびろ 天まで のびろ」という彩の国保育園のモットーにちなんで、子ども達も樹木のように天に向かって真っすぐ伸びるようにと言う願いを込めて植樹しました。
その他に、新年度に新しくお目見えするのは、iPadQRコードにより登降園の時刻を打刻するシステムの導入です。昨年度から導入したコドモンも含めてICT(情報通信技術)化が進んでいますが、便利とはいえまだまだ使い慣れない方もいらっしゃると思います。カタカナとアルファベット文字が溢れてMYC(んなっゃう)ですよね。そんな時は、園庭に植えられた樹木を見ると癒されますよ・・・
 

№163.平成28年10月号

 No.163平成28年10月号  「桃の木の教え」                   
 今年の夏は、大型の台風が軒並み日本列島にやってきて、大雨と大風による被害が続出しています。8月に関東に上陸した台風9の暴風で保育園の桃の木が危うく根こそぎ倒れてしまうところでした。根が半分持ち上がって露出し、5、60度傾き、木の天辺が横を向いていました。傾いて初めて、幹の太さや高さに比べて、頭でっかちだったことが分かりました。「早く大きくなれ」とばかりに、枝も葉も伸び放題にしていたのが、災いしました。その上、地面が踏み固められて、根が息を出来ず、地中に根が伸びて行けない環境だったのも、強風にちこ
たえられなかった原因の一つでした。
  春には、明るいピンク色の花が咲き誇り、夏にはこんもり繁って暑い日差しを遮る木陰を作り、秋には、おままごとに使う落ち葉をいっぱい落として、四季を通じて、たった一本で彩の国保育園に彩りを与えてくれる、シンボルとも言える桃の木です。
 手入れを怠ったことを反省しながら、何とか枯れないで欲しいと、毎日様子を見ながら祈っていました。先日、きみどり色の新しい葉が出てきているのを見つけて、ホッと一安心。瀕死の重症を負った木を心配する気持ちは、幼子が病気になった時、早く治って元気になって欲しいと心配する親の気持ちに通ずるものがあり、木に宿った生命も、人と同じ様に愛おしく感じられました。目には見えない根っこを育てることが木にとって大切ならば、人に於いても、また然り。枝や葉を剪定して、根や幹にあった大きさに育てることが木にとって大切ならば、人に於いても、また然り。「もっと伸びろ、早く大きくなれ!」と成長を()いてはいけないと、桃の木が教えてくれました。

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