保育雑感

No139.平成26年10月号 「彩の国保育園のススキ」

彩の国保育園の西側は、以前は空き地で広々とした草原でしたが、今は駐車場となり面影がなくなり、一株だけススキの株が名残を留めており、秋になるとヒヨコ組の窓から風流なススキの穂をながめることができます。最近では、空き地が少なくなり、お月見のススキ探しに苦労するほどススキが群生している原っぱが見当たらなくなりました。読み聞かせをして下さる大内さんも車で50号バイパスを桜の牧高校の方まで走ってやっと見つけて来たそうです。
童謡にススキを題材にした「秋の子」という歌があります。サトウハチローの作詞で、子ども達が、ススキの原で遊ぶ情景が絵となって浮かぶ素晴らしい歌詞です。またメロディーも素朴で郷愁をそそります。薬師丸ひろ子が透き通るような美しい声と感性で、この歌をカバーしているので、是非、聞いてみてください。
数日前、園庭で子ども達が長いススキの穂を引き抜いて、歓声をあげながら空に掲げて遊んでいました。たった一株のススキでも残っていてよかったなと思いました。
♪「秋の子」
1番
すすきの中の子 一、二、の三人   はぜつりしてる子 三、四、の五人
どこかで やきぐり やいている   つばきを のむ子は 何人だろな 
2番

かきの実みてる子 一、二、の三人  さよならしてる子 三、四、の五人 
ごはんに なるまで おもりする   おんぶを する子は 何人だろな
3番    
ひぐれに走る子 一、二、の三人   ふろたきしてる子 三、四、の五人
こおろぎ あちこち なきだした   さみしく 聞く子は 何人だろな

No138.平成26年9月号 「8月と平和」

「ひまわり」「すいか」「花火」「風鈴」「お盆」「おはぎ」「水ようかん」…8月と言えばイメージするものは何か聞いたところ、先生達があげたものです。どれも日本の夏を彩る風物詩ですが、先生達より上の世代になると、これらの他に、8月と言えば「戦争」を連想する人も多いことでしょう。そして、8月は、「平和」を願う思いが高まる月でもあります。その日は、暑い日だったと語り継がれる8月15日から81年が経過した今年の夏も、世界では大きな戦争が2つも起こり、日本もきな臭い世界情勢に飲み込まれていくような「平和の願い」とは裏腹の状況です。
 この夏、彩の国保育園の子ども達は、音楽会に向けて暑さに負けず毎日練習に励んでいます。その間にプールに入り、水しぶきの中で歓声を上げたり、一本のアイスキャンディーに大喜びする子ども達の夏の平和な日々を守るには、戦争体験を語り継ぐだけではだめなのかもしれません。宗教や民族の違いを乗り越え、相手の考え方や立場や境遇を思いやる慈愛の精神が大人達には欠如しているとしか思えません。
 私達は子ども達に教えます。「入れて。」と言われたら「いいよ。」と答えなさいと。
 こう教える大人達は、子ども達に恥じない生き方をしなければと思う今年の暑い夏です。
※お薦めの本※
 藤原てい「流れる星は生きている」
 ヨーコ・カワシマ・ワトキンズ「竹林はるか遠く」

No137.平成26年8月号 「『オズの魔法使い』と『アナと雪の女王』の挿入歌に見る不変のメッセージ」

夏本番の暑さの到来と共に、保育園では音楽会に向けての練習に熱が入ってきました。
「♪エメラルドの都に住んでいる世界一の魔法使い♪」そう、これは「オズ大王」のことです。「ドロシー」と愛犬「トートー」が、仲間と共に様々な苦難を乗り越え、夢に向かって旅するファンタジー『オズの魔法使い』が今年の演目です。この児童文学は、今から100年以上も前にアメリカで書かれたもので、その後ミュージカル映画となって爆発的人気を呼び、世界中に知られることとなりました。作者のフランク・ボームは、脳みそがなく知恵のないかかし、心を持たないブリキのきこり、勇気のない臆病なライオン、の3つの愛らしいキャラクターに冒険と夢を託して、アメリカンドリームを表現し、「自分の内にある力に気づき、自信を持ちなさい」というメッセージを込めました。映画では挿入歌「虹の彼方に」でジュディ・ガーランドが「♪思い切って夢見る夢は本当に実現する♪」と美しいメロディーに乗せて分かりやすいメッセージを歌い上げたことで原作を凌ぐヒットとなったそうです。
このエピソードを聞いて思い当たるのが、『アナと雪の女王』の大ヒットの一因が、「Let it go」の挿入歌のメロディーとメッセージにあると言われていることです。子ども達は誰もがこの映画を観ると、♪ありのままの~♪と大きな声で歌い出します。100年前が、CGを駆使した映画を作る現代社会に大変貌を遂げても、歌と「自信を持って夢に向かいなさい」というメッセージが人の心を動かす不変に驚かされます。100年の時代を隔てたこの2曲の挿入歌は、音楽会で美しい口笛演奏でお聴きいただきます。子ども達の活躍と共にお楽しみください。

No136.平成26年7月号 「赤い実と青い実」

玄関横の庭に植えてあるブラックベリーが、今年初めて赤い実をたわわに実らせました。子どもも大人も通りすがりに目を引かれ、立ち止まって見ている光景が毎日見られます。英会話のウィリアム先生の奥様の素子先生も、その一人。「大きくて立派な実!ジャムにすると美味しいのよ。」とおっしゃっていました。卒園児のK君も、赤色が熟して黒くなった実をひとつ残らず探し出して摘んでくれました。人間だけではありません。小鳥も赤い実をついばみにやってきます。♪赤い鳥小鳥 なぜなぜ赤い 赤い実を食べた♪童謡「赤い鳥小鳥」が口から自然とこぼれ出ます。子どもの気持ちにすんなり届く単純明快なこの歌詞は、北原白秋の作詞です。この歌の三番は、「青い実」を食べたから青い鳥になったと歌っていますが、青い実もブラックベリーの近くにあります。パンダ組が観察日記をつけながら栽培しているミニトマトが、青い実をつけ始めました。小鳥さん食べてはだめですよ。赤くなって食べられる日を、パンダ組のみんなは、それはそれは楽しみにしているのですから。「青い実」は他にも二つ。園庭の桃の木は、青い実をいっぱいつけていて、木の下でおままごとをしている子ども達に、「取って、取って。」とせがまれます。もう一つの「青い実」は、先日パンダ組で塩をまぶされて樽に漬け込まれました。梅雨明けに美味しい梅干しになることでしょう。
ところで、「赤い鳥」の二番は、何色の実だか知っていますか?

No135.平成26年6月号 「おうまの親子」

楽しい親子遠足に花を添えてくれたのが、お母さん馬の「葉月」と、子馬の「めい」でした。昨年の5月に生まれたので「めい」と名付けられましたが、親子一緒の姿を見ると♪おうまのおやこはなかよしこよし♪という童謡が浮かんできます。遠足に行く前には、バンビ組もヒヨコ組も、先生達が作ってくれた大きな段ボール馬で練習をしてきましたが、♪おうまのおやこは なかよしこよし いつでもいっしょに ぽっくりぽっくりあるく おうまのかあさん やさしいかあさん こうまをみながら ぽっくりぽっくりあるく♪と歌ってあげるとその場にぴったりです。日本人なら知らない人はいないといっても過言ではないこの歌は、子どもの頃の事やお母さんを思い出す日本人の心の歌です。しかし、これ程有名な曲ですが、題名からして正確に知る人は少ないかもしれません。「おうまの親子」ではなく、「おうま」が正しいものです。作曲者は、「松島つね」。水戸市出身の両親の長女として生まれ、女性作曲家の先駆者と言われた人です。「あかいとりことり」「手まりうた」などが知られています。「山寺の鐘が夕を告げる。森を林を通ってどこまでも流れて行く。鐘の音は私の心を清め、悪を為すなと鳴る。不思議!先生の修身の話よりも自然である。これが9歳の私を一生音の研究へと追い込んだ鐘の音である。」明治から昭和を生きた日本人女性の言葉に表された、真面目で道徳性の高い日本人の気質を「おうま」の歌と共に、子ども達にも伝えていきたいと思わされます。

No134.平成26年5月号 「細川護熙の障壁画を鑑賞して」

京都の建仁寺で一般公開されている細川護熙(もりひろ)氏の襖絵を観る機会に恵まれました。春夏秋冬の景色を襖24面に描き上げた大作です。隣で観ていた若い女性が「都知事選に出馬して、がっかりです。」と話しかけてきました。細川氏の美術愛好家としての評価は下がり、所有の骨董の値も安くなっていると嘆いていました。彼女は細川氏と親交がありファンであるからこそ、失望も大きかった様子でした。しかし、私はこれらの襖絵に触れて、日本の自然美と伝統文化を愛する細川氏だからこそ、「原発廃止」を唱えて出馬し、政治の力で日本を守ろうとしたのではないかと思いを巡らせました。人間として骨董になっていない細川氏にエールを送りたい気持ちです。冬の雪景色を描いた「聴雪」の中には、大文字山の裾野に広がる京の街並みが描かれていますが、雪の降る音と一緒に民衆の声に耳を傾ける名君だからこそ描けた作品ではないかと感じました。芸術はマニフェストより雄弁なり。京都から遠い福島に思いを馳せ、その復興を建仁寺の本尊釈迦如来像に祈願せずにはいられませんでした。

No133.平成26年4月号 「笑顔の卒園遠足と涙の卒園式」

卒園式を間近に控えた3月9日の日曜日、卒園児にとって保育園で最後の行事となる、卒園遠足筑波山登山が行われました。総勢42名は、つつじヶ丘駐車場から、頂上を目指して元気に出発。大雪の名残でぬかる山道に足を取られたり、滑りやすい岩に悪戦苦闘しながらも、山頂に立った時には手も足も泥だらけでしたが、気分は爽快、頂上からの眺めは最高でした。先頭を順番に代わりながら歩いた区間もあり、山岳パーティーのような気分も味わい、全員の力を合わせて登頂を果たした喜びも感じることができた、思い出に残る素晴らしい登山でした。
その5日後、卒園式は涙がいっぱいでした。卒園証書を受け取る堂々とした子ども達の晴れ姿、滔々と述べるお別れのことば、魂がこもった歌声、式が進むにつれて、6年間生活を共にした子ども達の熱い絆が、子ども達の心に、別れを惜しむ惜別の想いを芽生えさせたのでしょう。子ども達は生まれ落ちた時から、たくさんの「はじめて」を経験して成長していきます。「はじめて」の卒園式では、友との「はじめて」の別れを経験しました。友達と別れる淋しさに、子ども達は感性を揺さぶられて涙を流しました。「感涙に咽ぶ」経験をして、また一つ成長して、小学校に旅立っていく卒園児の後ろ姿が輝いて見えました。

No132.平成26年3月号 「オリンピック選手の名言」

2週間に渡って繰り広げられたソチオリンピックは、世界各国のトップアスリート達による名演技、名勝負で私達を感動の渦に巻き込み、その余韻がまだまだ冷めやらぬ間に、昨夜閉会式を迎えてしまいました。
記憶に残る名場面もさることながら、選手達は、私達に多くの名言も残してくれました。
想像を越える激しいトレーニングに耐え抜いた肉体と精神の持ち主が発する言葉には、言霊が宿っていました。オリンピックにちなんで、金、銀、銅を選んで、その言動を称えたいと思います。
銅メダル:
高梨沙羅選手「悔やむ暇があったら、練習して強くなりたい。」
羽生結弦選手「金を獲った。これが、スタートになると思います。」
ウズベキスタン代表ミーシャ・ジー選手「#GoMao」
銀メダル:
葛西紀明選手「金メダルを獲って、本当にレジェンドと呼ばれたい。」
金メダル:
ウクライナ代表ボグダナ・マツォツカ選手「政権が『平和』という五輪のルールを破っているときにスタートラインに立つことはできない。」

No131.平成26年2月号 「バレンタインにチョコ募金」

2月14日が近づくと、巷ではお菓子がみんなチョコレートになってしまいそうな勢いです。
そんな中で、「今年はどんなチョコをあげようかなぁ?」と頭をひねっている女子諸君(年齢問わず!)も多いことでしょう。そんな方々に、素敵な「絆ぐるぐる」チョコをお勧めします。
以前保育雑感でもご紹介した蒲田實氏が代表を務めるJIM-NETが行っている支援の一環で、北海道銘菓の老舗「六花亭」のおいしいチョコでお目当ての人の心を揺さぶるばかりか、福島をはじめ、苦しい環境に置かれている世界の国々の人達との絆をつなぐ活動の一助にもなります。
プレゼントは、贈る方も贈られる方もどちらも幸せな気持ちにさせられるものです。バレンタインデーは、世界平和を願う日にもしたいものですね。

No130.平成26年1月号 「絵馬 その1」

パンダ組の子ども達が、2014年の抱負を絵と文で表現した絵馬を描きました。「一年の計は元旦にあり」ということわざも、最近では聞き慣れない古語になった感がありますが、除夜の鐘を聞きながら、過ぎ去った一年を振り返り、初日の出を拝み、新たな一年の目標を立て、新年を迎えるという習わしは、日本人に受け継がれてきた優れた文化だと思います。パンダ組さんに触発されて、学童さんと先生達も絵馬を描くことにしました。年明けに飾りますので、どうぞお楽しみに!
政治が、社会が、時代が大きく動きそうな2014年、子ども達の絵馬の願いが叶えられる平穏な一年でありますように!!

No129.平成25年12月号 「流行語大賞と共に2013年を振り返って」

保育園の玄関には、学童さんが作ったリースを飾り付けたXマスツリーが置かれ、子ども達がサンタクロースのプレゼントを待ち焦がれる季節がやってきました。
巷では、「2013流行語大賞」の選考が始まり、今年一年を締めくくる時期が訪れました。ノミネートされた「じぇじぇじぇ」は彩の国保育園の運動会を大いに盛り上げてくれた言葉でもありました。
大賞・トップテンが発表される12月2日より一足早く、先生達に流行語大賞を選んでもらった結果は、
大賞:「じぇじぇじぇ」5票
トップ3:「今でしょ」3票、「倍返し」2票、「 ふなっしー」「アベノミクス」各1票
同時に先生達の「2013我が家の流行(語)大賞」を聞いてみたところ、「倍返し」「魂を込めて」「アンパンマン」「ムムッ…(考え事をしている時)」「いたしません。(父の要求に対する母の応え)」「高まるっ!!(父が使用)」「今でしょ」「ガルパン(大洗町おこしアニメ)」「いじやける」「ぶんでっ!(娘の言葉で、自分で、の意味)」「いいねぇ~!!」でした。みなさんのご家庭では、どんな流行がありましたか。流行語と共に、今年を振り返ってみてはいかがでしょうか。

No128.平成25年11月号 「卒園児の活躍を目にして…」

笠原小学校の2年生が、校外学習で彩の国保育園を訪れました。17名の小学生がやって来ると、園庭で遊んでいた子ども達は、予期せぬお客様に大喜び。小学生たちの周りは、あっという間に、黒山の人だかりに。卒園児のSちゃんとR君の姿を見つけると、またまた、大騒ぎ。園庭で、朝の全体集会が始まると、やっと興奮も収まり、一緒に体操をやりました。
その後、2グループに分かれてヒヨコ組とバンビ組のお手伝いをしてもらいましたが、卒園児2人は、小さい子のお世話はお手の物。他の子が、小さい子ども達とどうやって関わっていいのか戸惑っている中、Sちゃんは、泣いている赤ちゃんを抱っこしてあやし、R君は、進んで2歳児さんに話しかけて、お世話していました。彩の国保育園の縦割保育で培われた力を小学校の授業の中で発揮している姿を目の当たりにして、誇らしい気持ちになりました。
現在、子ども達は、毎日運動会の練習をしていますが、競技を通して、大きい子は小さい子のお世話をしています。一つの行事を取っても、保育園の毎日の生活や活動の中で、育まれるものが、血となり肉となり、成長の過程で試されながら、長い時間をかけて磨かれて行って欲しいと、この日思いました。
小学生が帰った後、K君が「明日も来てくれるかなあ?」と聞いてきました。本当に時々来てもらって、一緒に遊びたいものです。

No127.平成25年10月号 「秋の空」

台風18号の大風が吹いた9月16日の夕方、台風一過の空は、夕焼けと月がきれいな秋の訪れを感じさせる爽やかな夕暮れでした。ヒヨコ組のテラスで、子ども達と移りゆく空の色や、雲に見え隠れする月を、30分以上も眺めていました。「オレンジ、青、水色、紫、緑色もあるよ!全部で5つもあるよ!」「月には、うさぎとくまとかにがいるんだよ。」「パンダもいるんだよ。」「♪夕焼け小焼けでまたあした…♪」
T君が、夕焼けの空に触発されて、先日の音楽会で歌った歌を口ずさみ始めたのを見て、以前読んだ本のタイトルを思い出しました。「子どものセンスは夕焼けがつくる」という本でしたが、作者に共感を覚えた出来事でした。
この3日後の十五夜もすばらしい秋空でした。今年の十五夜(旧暦8月15日)は、8年後にしか見られない満月ということで、オリンピックよりもっと先のことかと、しみじみと月を眺めました。正式に月見団子と里芋(収穫に感謝する)とすすき(魔除け)も飾りました。
保育園のおやつにも団子を作りましたが、団子を一度も口にしたことがないH君が、家に帰り「もっと食べたい!」とママにねだったそうです。その夜、中秋の名月に照らされながら、パパと2人でセブンイレブンに団子を買いに行ったそうです。
ちなみに、先生達の子どもの頃は、お月見をしたか聞いてみたところ、「やった」が7人、「やらない」が4人でした。皆様のご家庭ではやりましたか?もしやらなかった人も、十三夜が10月17日、十日夜が11月12日にあるので、ぜひ、お月見を楽しんでください。

No126.平成25年9月号 「音楽会~新たな試みへ~」

音楽会を一週間後に控え、今、保育園ではヒヨコ組からパンダ組まで、一同に会して練習する、賑やかな光景が毎日のように見られます。
今年で13回目となる彩の国保育園の音楽会は、当初、「音楽家の演奏を生で聴く」音楽会としてスタートしましたが、音楽家とのコラボレーションによるパンダ組の子ども達の発表を加えて、徐々に内容を発展させてきました。
今年は、また、新たな試みとして、全園児が舞台に立ち、発表を行います。
彩の国保育園の大きな特徴の一つが、0歳児から6歳児までの異年齢の関わりを大切にする縦割り保育の実践ですが、それにより子ども同士は、日々、親近感や信頼感に支えられて互いに切磋琢磨し合い、成長を遂げています。そんな日々の縦割り保育の良さを、保護者の方々に、全園児での楽しい劇遊びで観ていただきたいという思いがありました。
しかし、不安材料も多く、なかなか実行できないでおりましたが、ヒヨコ組やバンビ組の子ども達にもスポットを当てた音楽会を望む保護者の方々の要望も年々多くなってきたことが後押しとなり、本年度は、全園児による音楽会を開催すべく準備してきました。
ステージの上で、多くの観客を前に、小さな子ども達は、どんな反応を示すのか、未知のものがあります。新しい試みの音楽会ですが、どうか、子ども達の挑戦に客席から温かいエールをお願い致します。

No125.平成25年8月号 「お泊り保育 ~卒園児と一緒に夏祭り~」

7月恒例のお泊り保育が、28日に行われます。今年は、卒園生が大勢参加を希望してきました。1~3年生までの16名が保育園に集合します。彩の国保育園での体験を楽しい思い出として記憶に留め、保育園を忘れずにこうして集ってくれることは、私達にとって、保育士冥利に尽きる喜びです。元気に大きく成長した姿を見るにつけ、保育士という仕事に誇りとやりがいを感じずにはおられません。
在園児もまた、小学生のお兄さんお姉さん達と一緒にお泊り保育ができることをとても楽しみにしています。そこで今年は、出店の店員を、卒園生にやってもらい、夏祭りを園庭で行うことになりました。子ども達はお祭りが大好きです。特に、立ち並ぶ出店の中を両親に連れられて、お目当ての出店でお目当ての物を買ってもらう喜びは、一生忘れられない記憶として子どもの心に刻まれます。皆様の家庭でも、様々な楽しいお祭り体験があることと思います。
余談ですが、先生達に、子どもの頃の忘れられないお祭りの楽しかった思い出は何か聞いてみました。射的が得意だった父親に欲しい的を撃ち落としてもらったこと、両親と一緒に踊った盆踊り、子供会で引いた山車の後にもらったアイスの味、出店の金魚すくい、ヨーヨー、綿あめ、リンゴ飴、お好み焼きなどなど、昔から変わらぬ定番メニューが続々と出てきました。さて、今回の夏祭りではどんな出店が並ぶのでしょうか。子ども達が大人になっても忘れない夏祭りになることを願っています。

No124.平成25年7月号 「尾山先生の虫歯予防アドバイス」

先日、歯科検診がありましたが、園医の尾山先生に今年の傾向と子どもの歯を虫歯から守る為のアドバイスを伺いました。今年は、昨年までと比べると、虫歯が増加しているそうです。特に、上下とも前歯の正中の歯の虫歯が目立ちます。歯垢、歯石については、幼児は唾液が多いのでほとんど目立たないのですが、下の前歯に歯垢がついている子も見られたということです。虫歯は、口の中のpHが酸性に傾くと発生してくるので、甘いものが長時間口の中にあると酸性状態が持続するので虫歯になりやすいそうです。だから、アメを長い時間なめたり、お菓子のダラダラ食べは禁物です。時間を決めて短い時間に済ませることが大切です。
予防の基本は、歯ブラシによる歯磨きですが、(電動歯ブラシはよくないそうです!)食べた直後は歯の表面が柔らかく、歯ブラシで傷つきやすいので、食後20~30分が良いそうです。食事直後には、水でうがいをするとよいということです。
また、定期検診は6ケ月ごとに受け、フッ素塗布することで、発生率は低くなります。歯磨き、うがい、定期検診の習慣を身に着けさせ、子どもの一生の健康を左右する歯を、虫歯から守ってあげましょう。
ちなみに、先生たちの虫歯(治療歯も含む)の平均本数は、5.7本でした。私達大人も、80歳自歯20本を目指して予防に心掛けましょう。

 

No123.平成25年6月号 「子どもの頃の遊び」

春の遠足のH君の「べーごま」発言に触発されて、子どもの頃の遊びに思いを馳せてみました。子どもの頃の楽しかった思い出は、ほとんどが遊んだ記憶と言っても過言ではないと思いますが、数ある遊びの中で自分が一番楽しかった思い出の遊びは、と聞かれたら、何と答えますか?
先生達に聞いてみたところ、おままごと、竹馬、一輪車、ドレスを着てお姫様ごっこ、衣装を着てごっこ遊び、落とし穴作り、お砂遊び、サイクリング、ドッジボール、木登り、川遊び…世代や環境によって遊びも様々でしょうが、子どもの頃の遊びが人間形成に欠かせないとするなら、自分の遊び史を振り返って、大切だと思う遊びを自分の子どもに教え伝えるのも親の役目かもしれませんね。

No122.平成25年5月号 「柏餅、小豆餡と味噌餡どっちが好き?」

端午の節句(子どもの日)と言えば、鯉のぼりに菖蒲、粽(ちまき)に柏餅ですが、もともと邪気を払う節句だったものが、江戸時代後半から男の子の節句として定着し、今に至っているそうです。菖蒲や粽を巻く茅(ちがや)の葉は、邪気を払い難を避けるものとして、鯉や柏は男児繁栄の縁起物として用いられたという由来があります。
ところで、柏餅には小豆餡と味噌餡の二種類がありますが、みなさんはどちらが好きですか?ちなみに、先生達は、9対3で小豆派が味噌派の3倍でした。中身を区別する為に、小豆は柏の葉の裏側を表に、味噌は葉の表側を表にして包まれています。たかが柏餅一つですが、親から子へ、子から孫へという伝統行事を次の世代につないでいく上で、行事にまつわる食文化は、大事な役割を担っています。親の情愛を、食べ物を通して子に伝える良い機会でもあります。どうぞ、ご家族で楽しい子どもの日をお過ごしください。子ども達は、どっちが好きかな?粽も食べてね。菖蒲湯も!

№121,平成25年4月 「卒園式」

3月15日、梅の花が満開に咲き誇る春の日に、卒園生14名が目出度く彩の国保育園を巣立っていきました。歌、ピアニカ演奏、卒園の言葉など堂々と見事にやり遂げました。4月には小学校に入学する訳ですが、時代が変われば、地域や国が変われば「就学」できない子供達が大勢いることに思いをはせ、就学させることができる喜びを噛みしめました。みんなしっかり勉強して、立派な大人になってください。
 

No120.平成25年3月号 「うれしいひなまつり」

子どもの歌は、明るい長調の曲が圧倒的に多く、悲しい短調の曲はあまりありませんが、この時期よく歌われる「たのしいひなまつり」は短調の曲です。哀調を帯びた悲しい曲想にしたことで日本情緒がよく表現されています。また、この曲に限らず童謡には、「四七抜き音階」(ドレミの音階からファとシを除いたもの)が多く、日本古来の「五音音階」が故に私たち日本人の心情に訴えかけてくるのでしょう。民謡や演歌もこの音階が使われているものがいっぱいあります。
ちなみにこの曲の作詞はサトウハチローですが「出来る事ならこの曲を捨ててしまいたい。」というほ
ど嫌っていたとか。その訳は、歌詞中2ケ所誤りがあるからだそうです。どこだかわかりますか?
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